ADHD無職女、三十路になりました。

うつ、胸痛、手の震え…心の病ぜんぶ二次障害だったなんて!

イライラの原因はストラテラ?

ストラテラの服用を始めてから5ヶ月が経ちました。

3ヶ月目辺りから、ストラテラを増量する毎に「性格が退行している気がする」と感じており、医師に相談してきました。

 

思春期以前の私はイメージ通りに行動できないと癇癪を起こす子で、必要な物を見つけられなかったり、何かのアクシデントで予定が狂ったりすると泣きながら周囲の物を破壊して、最後は疲れてフテ寝するという事がよくありました。

小学生の時に「三角定規が見つからない」という理由で休んだ覚えがあります(汗)

年齢を重ねていく内に「こんな事でイライラしても、何も解決しないよ」と自分自身を宥められるようになり、同時に、横暴さや意固地な性格も落ち着いていきました。

 

成人する頃には、「怒らなさそう」「のんびりしてる」と言われるようになり、自分の嫌な部分を直せたと思っていました。

10数年、のんきな人として暮らしてきたのですが、ストラテラが効き始めてから徐々にイライラする事が増えてきました。

怒りの度合いとして、「モヤモヤ」や「ムッ」とする事はあっても、「イライラ」したり「ブチッ」と切れたりする事は10年以上なかったので、とても驚きました。

怒りの原因や対象が幼いころと変わらなかったので、性格が退行していると感じたんですね。

また、これまで「なるべく柔軟に、穏便に…」と気持ちをコントロールできていた事が、今は自分の意見を通したがったり、物事に固執したりと、いつの間にか横暴さや意固地な性格が顔を出していて、抑えるのが難しいと感じています。

 

これらの事を相談した所、ストラテラの処方量が120gから105gに減り、バルプロ酸ナトリウムデパケン)という感情の高まりを抑える薬を処方されました。

これで少しはイライラを巻き散らかさなくなると良いのですが…

彼氏(鬱持ち)が人の感情の影響を受けやすい性格なので、なるべく同じ空間でイライラしないよう気をつけている昨今です。

 

 

***余談***

どなたかの記事で「クリエイターはストラテラを飲まない方がいい」という内容を読み、主治医に話してみたのですが、「そんなことはないですよ」と一蹴されました。

「検証したのかよ。具体例を挙げて、何故そう言い切れるのか説明しろ。」と喉まで出かかりました…去年の私なら絶対こんなこと言わないし思わないだろうなぁ(苦笑)

時間が惜しかったので問答は避けましたが、その内また聞いてみたいと思います。

どうも最近、アイディア出しの席で余り発言しなくなった気がするんですよねぇ…。

フォトショさんとも2~3ヶ月ほど不仲気味なので、ストラテラの所為だったら嫌だなぁと思っている所です。

サインバルタが効いてきました

服用を再開して2週間、サインバルタに感謝するほど効果を感じています。

 

手の震えや動悸はすっかり治まり、謎の恐怖感も随分と薄くなって、また友人たちとSNSで交流できるようになりました。

サインバルタが切れていた間は、人のちょっとした言動が自分を暗に批判しているように感じたり、冗談を真に受けて場を白けさせてしまったり、

逆に「こんな事を言ったら不快にさせてしまうのでは…」と不安になって、親しい友人相手なのに軽口やジョークを全く言えず、対話の場面で常にギクシャクしていました。

慎重に行動すべき場面では、相変わらずドキドキして喉が渇いたり手や胸が震えたりしますが、病的なレベルではなくなったと思います。

 

サインバルタには「まぁいっか」という気持ちにさせる効果があります。

仕組みはよく分かりませんが、「まぁいっか」という気持ちを起こさせることで様々な不安から心身をガードしてくれるようです。

不安症状を和らげるためには、これが私にとって物凄く効果的なのですが、日常においては少々困る場面もあります。

元々、時間やスケジュールを管理するのがヘタで「よく遅刻する人」「締切を守れない人」と思われているのですが、そういった反省すべき事柄についても「まぁいっか」と思ってしまうんですね…

「このままじゃ遅刻しちゃうなぁ…まぁいっか…」と、結末が見えていても対処しなくなり、益々信用を失う方へ転がっています…。

幸い今は私の欠点を寛容な心で甘えさせてくれる人に恵まれており、どうしようもない事態を引き起こしたことはありません。

ですが、これは状況が全てプライベートだから許してもらえるのであって、職場だったら仕事もらえなくなっちゃいますよねぇ…

一長一短、なかなか都合よく作用してはくれません(^_^;)

カウンセリングは心の発掘作業

春先ごろからカウンセリングを受けています。

幸い、相性の良いカウンセラーに担当して頂き、徐々に効果を得られています。

以前はカウンセリングに対して余り良いイメージがなく、カウンセラーというのはただ相槌を打つのが仕事なんだろうかと批判的に思っていました。

違うんですねぇ…今お世話になっているカウンセラーさんは、深層心理を言語化するサポートをしてくれて、且つ論理的に私の気持ちを纏めてくださいます。

毎回お話する度に「私はこういう風に思っていたのか」という発見と驚きの連続です。纏めて頂いた内容は、定型発達者に自分の特性や意思を説明する時に大変役立っています。

昔々、重い鬱状態(まったく言葉を発しない虚ろな状態)でカウンセリングを受けさせられた時は、殆ど対話が成立しないまま時間だけが経過して「お金が勿体ない…」という感想だけが心に残りました。

こちらに話す姿勢がなければカウンセラーさんは仕事したくても出来ないんだなぁと、今更ながら理解しました。

真っ当なカウンセラーさんは、自身の見解や意見を全く口にしないそうです。

こちらが話しやすいように、話題を掘り下げる質問を重ねていき、話が逸れたら元の話題を思い出させてくれて、私自身が全く意識していなかった本音を発掘してくださいます。

人の心はキレイな部分ばかりではありませんが、そうと分かっていても自分を良く見せたい気持ちが働いて「本当の気持ち」に蓋をしてしまう事が侭あります。

無意識に隠してしまった心の蓋を、そっと開けてくれるのがカウンセラーさんなんですね。

蓋の下には醜いものや非常識なものもたくさんありますが、それが自分の気持ちなんだと認識することで、現実と折り合いをつける具体的な方法を考える為の重要な材料になると感じている昨今です。

また、単純に、自分の素直な気持ちを認識することでスッキリする事も多々あります。

「正直、働きたくない!」

「苦手な人と関わりたくない!」

「好きな事をして日々を過ごしたい!」

人前では決して言えませんが、自分自身くらいは「そっかぁ、そう思ってるんだねぇ」と、気持ちを受け止めてあげたいと考えるようになりました。

【発達障害を雑談する場所(仮)】フリートーク会に参加させて頂きました。

発達障害を雑談する場所(仮)】とは…

月子さんの記事をご参照くださいm(_ _)m私が説明するより遥かに分かりやすいので!

tsukikosan.hateblo.jp

 

ドキドキしながら、フリートーク開始30分前からiPhoneを握りしめて待機(笑)

想像以上にたくさんの方がいらして、私はひたすら画面を上下にスクロールしておりました(苦笑)

時折、主催のキヨスイさんが「ちょっと会話ペース落としましょ^^」とアナウンスしてくださって、とても助かりました。

 

一括りに発達障害と言っても、本当に様々な方がいらっしゃいますね。

私が感じた印象としては、「就労している方が結構多い…?」というのが第一でした。

自分は就労どころか日常生活がそもそも駄目で、彼氏様のサポートがないと食事や睡眠も忘れて、やりたい事にばかり熱中してしまうので…

「もしかして私、自分で思っている以上に症状重い…?」という新たな悩みが浮上しました(;´・ω・)二級手帳を申請すべきかしら…

まぁ、私の場合はADHDよりも二次障害の方がネックなので、鬱症状と不安症状さえどうにかなれば何かしらの職には就けると思うのですが…(何故か楽観的)

 

フリートークでは実に様々な議題が挙がりましたが、話の流れで議題がコロコロと変化していく様相に「発達障碍者が集まったら、こうなるんだなぁ…」と半ば自嘲気味に拝読しておりました。

私は多人数の会話が苦手という特性が強いので、こういう時は基本的にROMです;

ちょっと発言したいな…と思って入力してみるものの、打ち終わる頃には次の話題に移っていて結局送信しない…という具合です。

ま、想定の範囲内です(;^_^AほぼROM状態になるであろう事は予想してました。

次からはPCで参加したいと思います…フリックよりは早く打てるハズ!

 

挙がった議題はどれも興味深いものばかりで、一つ一つ掘り下げて皆様の意見を聞いてみたいと思いました。

私としては、「定型発達者と発達障碍者って具体的にどう違うの?」という疑問が第一にあるので、皆様の悩みや対策、ツラかった出来事や嬉しかった出来事を読ませて頂くことで、この疑問を少しずつ解いていけたらいいなぁと感じました。

また、定型発達者の方も少なからず潜んでいらっしゃるようでしたので、「定型発達者から見た発達障碍者の不可解な点」について話してくださる方が今後現れたら有難いなぁとも思いました。

 

このように気軽に参加できる場はなかなかないので、非常に有難い限りです。

今後とも出来るだけポジティブな姿勢で参加させて頂きたいと思います。

 

ストラテラ120mgになりました

ご無沙汰しております。

先月半ばごろから、ストラテラ120mgになりました。

処方量MAXです。

 

ここ数ヶ月は徐々にやりたい事が増えてきて、すっかりブログの事を忘れていました。

何にも更新していないにも関わらず、今月のアクセス数が200弱もあって驚きました。

個人の感想しか載せておりませんが…それだけ発達障害ADHDに関する情報が少ないという事なのでしょうか。

 

4月末に、サインバルタの処方がなくなりました。

目立った不安症状が見られなくなり、傍から見ても随分明るくなったという事で、もうサインバルタは要らないだろうという医師の判断でした。

全くサインバルタを飲まなくなってから、徐々に不安症状が戻ってきました。

初めは軽い頭痛や息の詰まる感じ程度だったので、ストラテラの副作用と混同していました。

3週間を過ぎた辺りで、明らかに不安症状と思われる手の震えや動悸を感じました。

また、友人たちの些細な言葉に過敏になり、一時的にSNSへの書き込みができなくなりました。

今までサインバルタによって過剰な不安感や恐怖心が抑えられていたんだという事がよくわかりました。

先週からサインバルタを再開し、補助としてメイラックスも服用する事になりました。

プラシーボ効果もあってか、再開してすぐに胸痛などの症状は少なくなりました。

しっかり効き始めたら、変に怖気づく事なく、以前のように活動できるはずだと期待しています。

 

ストラテラの方ですが、正直言ってよく分かりません。

活動的になったのは良いことですが、やりたい事が増えすぎて時間が足りず、同時にやりたくない事もたくさん出てきました。

この「やりたい」「やりたくない」の度合いが、服用前よりかなり強くなった気がします。

「まだ働きたくない!」

「ご飯つくりたくない!」

「お皿洗いたくない!」

「お風呂入りたくない!」

「まだ眠りたくない!」

…うーん、まるで幼児のイヤイヤ期ですね;

彼氏様に助けて頂きながら生命維持しております。