誤字脱字をなくす3つのコツ
以前、Twitterで誤字脱字について私なりに行っている対策をご紹介しました。
ありがたいことに「参考になるので記事に」とリプライ頂き、とても嬉しかったです。大変お待たせしてしまいましたが、まとめ&補足したいと思います!
ポイントはざっくり3つです。
声に出しながら入力する
誤字脱字をなくすには幾つかのコツがあります。
— みね (@_mine_pace_) 2017年5月18日
最も有効なのは、音読すること。日本語の文章は初めと終わりさえ読めば何となく意味を掴めてしまうので、黙読が速い人ほど中間を見落としがちです。
文字を一つずつ指差しながら音読すると、より確実です。
誤字脱字をしてしまう大きな原因の一つに、「キーを打つ手が思考の速さに追いつけない」というのがあります。
当然と言えば当然なんですが…手を動かす速さは、文章を考える速さより遅いですよね!
手の速さに合わせてあげる気持ちで声に出しながら入力すると、誤字脱字はグッと少なくなります。
ただひたすらに速く打つより、効率良く入力できるはずです。
これは手書きでも同じです。
私は焦った時よくこんな感じになります↓
ゆっくり書いているつもりでも、頭の中が先走っているので言葉が抜けてしまっています。
声に出すことで頭の中が少しゆっくりになり、手が追いつくようになります。
1度に変換する量を増やす
例えば「次」「に」「有効」「なのが、」と単語や助詞を分けて変換する人は、試しに文節まで打ってから変換してみてください。
「次に」「有効なのが、」と文節で変換すると、変換候補の所で誤字に気づくようになります。いつも文節まで打つ人は句読点まで、普段より少し長めの所で区切ってみてください。
「長くしたら変換が面倒くさーい」と思いましたか?
思った人は、変換する際にスペースキー以外のキーも使ってみてください。
言葉の区切りを訂正しながら変換することで、脱字に気づいたり、誤変換を防ぐことができます。
(※スペースキー以外の使い方は、ご利用の日本語入力ソフトによって少しずつ異なります。Shiftキー、矢印キー、Tabキー等々…)
修正は区切りよく
誤字脱字が最も発生し易いのは、後から書き換える時です。
入力した後で、少しだけ言い回しを変えたい時ってありますよね。
その際、要らない文字だけ消して修正していませんか?
例えば、「誤字ですよね」を「誤字でしたね」に変えようとして「すよ」を「した」に修正したつもりが、「誤字ですしたね」や「誤でしたね」とおかしな文章になっていたりとか…
急いで不必要な文字だけ取り除こうとすると、消し過ぎや消し残しに気づかない事があります。
この手の脱字が多い方は、面倒くさがらずに語句のキリが良い所まで全て消して打ち直した方がミスを減らせます。
上記の例ですと、「ですよね」と一区切り消してから直した方が、思考と手が一致するので正確に打てるはずです。
いかがでしたでしょうか?
3つの工夫で自分が最も誤字脱字をしないスピードや変換の量を掴んでから、私はあまり誤字脱字をしなくなりました。
少しでもご参考になりましたら幸いです。